『AGS』がもたらす圧倒的な軽快感 |
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『AGS』はフレームをカーボンで成型することにより、さらなる軽量化を目指したダイワオリジナルの最先端ガイド。チタン合金やステンレスなどの金属で作られるガイドフレームをカーボンに置き換えるというこの発想は、ダイワ内ではかなり以前からあったが、カーボンは細かな加工を施すのが難しい素材で、当初は実用化に至らなかった。 しかし、カーボンロッドの製造テクノロジーが進化するにつれ、より強度の高いカーボン素材、カーボンシートの組み合わせなどの研究が進み、さらにはカーボン系樹脂素材ZAIONの登場に伴う切削技術の向上。「ガイドフレームをカーボンで作る」という夢がいよいよ現実の物となったのである。 カーボンロッド製造で培ったノウハウを駆使して作り上げた画期的ガイドシステム『AGS』。「TOURNAMENT ISO AGS」では、1〜2番節にこの新ガイドシステムを採用し、従来比26%(『AGSガイド』と従来チタンガイドの比較)の軽量化を達成している。 |
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究極的には、ガイドが一切ないノベ竿がブランクスの持つ性能をフルに引き出すという点では理想。しかし、リールを併用する竿においては、道糸を通すガイドは不可欠である。ならば、できうる限り軽量な物がよいのは自明の理。
全長が5m以上に及ぶ磯竿は、竿先の重量がロッドバランスに与える影響は特に大きい。「TOURNAMENT ISO AGS」は、トップガイドを除く1、2番節に『AGS』を採用し(3〜5番節はチタンフレームのIMガイド)、持ち重り感が大きく低減。1番節のガイド2〜3個分に相当する軽量化を実現し、理想とするノベ竿の調子に、また一歩近づいた。 |
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前傾カーボンフレームに円形SiCリング形状へのこだわり
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高強度のカーボンプレートを打ち抜き、ガイドフレームに成型。
肉抜き処理も施し、強度を確保しつつも最小限度の面積でSiCリングを維持する。
前傾配置するSiCリングは楕円ではなく、より軽量な円形を採用。従来のチタンガイドと比較し、26%の軽量化を実現。
ガイドフレームは糸絡みしにくい前傾タイプを採用し、フレームを支える樹脂部(元部)は糸が噛まないよう段差を追放した。
更に円形リングを採用する事でフレームの高さを低く抑え、糸絡みしにくい形状を追及している。
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『SMT』搭載ロッドのバランスがさらに改善
カーボンソリッドでは成し得ない抜群の柔軟性と強度を誇り、水中の様子を鋭敏に手元へと伝える『SMT』(スーパーメタルトップ)。
その唯一の弱点は金属であるがゆえの重量だが、竿先に超軽量の『AGS』を装備することにより、そのデメリットを相殺。 |
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熟成を重ね、年々持ち重り感が解消されてきている『SMT』装備モデルだが、『AGS』の登場によりロッドバランスが飛躍的に向上した。 |
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品名 |
標準全長
(m) |
継数
(本) |
仕舞
(cm) |
標準自重
(g) |
先径
(mm) |
元径
(mm) |
錘負荷
(号) |
適合ハリス
ナイロン(号) |
カーボン
含有率
(%) |
F-52SMT |
5.20 |
5 |
120 |
206 |
0.6 |
23.9 |
1-4 |
1.2-3 |
99 |
T-53SMT |
5.30 |
5 |
123 |
217 |
0.6 |
23.9 |
1.5-4 |
1.5-4 |
99 |
T-53 |
5.40 |
5 |
115 |
203 |
0.75 |
23.9 |
1.5-4 |
1.2-4 |
99 |
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※2013年11月発売予定、ご予約受付中!
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